中小企業経営力強化資金の活用事例

日本政策金融公庫の案内によると、中小企業経営力強化資金の活用事例は次のとおりです。 

【企業概要】

  • 郊外のベットタウンでお好み焼き店及び餃子店を経営している飲食業者
  • 開業後、地元に密着した経営により一定の固定客は確保したものの、足もとの売上げ、収益が伸び悩んでいる。

 

【認定支援機関への相談】

  • 代表者は、他地域での出店や取扱商品の変更等による打開策が必要と考え、オフィス街に中華料理店を新規出店する計画を顧問税理士に相談。

 

【事業計画策定のサポート】

  • 認定支援機関である税理士は、取引先から高級食材を安価で仕入れるなど、これまでの人脈や経営ノウハウを活かして当該地域における他店との差別化を図ることができると判断し、事業計画策定をサポート。
  • 今回の新規出店計画により、売上増加、収益確保が見込めること、日本公庫の「中小企業経営力強化資金」により資金調達できる可能性があることから、日本公庫の担当者に融資の相談を行った。

 

【公庫融資の実行】

  • 日本公庫は、今回の新規出店計画の実行により今後の収益確保が見込めると判断し、新規出店に必要となる設備資金及び運転資金を「中小企業経営力強化資金」により融資実行した。

 

これを読まれてどう感じますか。自分のところもできるかも、と思われたなら挑戦するべきでしょう。ただ、私は既存店舗の売上、収益が伸び悩んでいる原因がはっきりしており、それが新規店舗では生じない、というしっかりした分析をし、それを公庫担当者に納得させられないなら、融資実行は難しいと思います。

既存の事業の問題をあいまいにして、新事業に活路を見出す、よくあることですが、それでは事業の成功はおぼつかない、そんなことを考えさせられました活用事例でした。

 

 

投稿者:yamamura