保険金の受取りによる税金の話

今日のテレビ朝日土曜ワイド劇場「悪の魂~ベストセラー小説に仕組まれた二重殺人の罠!!見知らぬ女が依頼する1億円の殺人!?」<タイトルが長い(--;>で、1億円の生命保険金の受取りの話がありました。

この生命保険金、被保険者及び保険料支払者は殺された女性(たぶん)、保険金の受取人は親族ではない第三者という設定でした。この場合、この保険金に係る税金関係はどうなるのでしょうか。

まず、生命保険金に係る税金の扱いは、次のようになっています。

保険料負担者及び保険金受取人が同じで被保険者が別の場合:所得税
保険料負担者と被保険者が同じで保険金受取人が別の場合:相続税
保険料負担者、被保険者、保険金受取人がすべて別の場合:贈与税

ということで、今回のケースは相続税の対象となり、法定相続人以外が受取人のため遺贈の取り扱いとなります。

また、その生命保険金1億円は、ドラマの最後に身寄りのない子供のための教育資金として寄付されたことになっていますが、「国、地方公共団体又は特定の公益を目的とする事業を行う特定の法人などに寄附した場合の特例」として全額相続税の対象からはずされます(寄付したところが「特定の公益法人」であれば)。

ちなみに、この保険金受取りが贈与にあたるケースであれば、このような特例はありませんので、1億円を寄付したもののあとから贈与税を課せられるなんてことになるから気をつけましょう(そんな人はめったにいないから大丈夫かな!)。

 

 

投稿者:yamamura