平成25年度税制改正のポイントⅠ

平成25年度税制改正については、すでに多くの解説が世の中に出回っていますので、特に追加で申し上げることもありませんが、私見も含めてもう一度まとめてみます。

改正のポイントとしては、次の6点があげられます。
① 中小企業交際費が800万円まで非課税になった。
② 給与増加額の10%を法人税から税額控除できるようになった。
③ 事業承継税制の要件緩和など抜本的見直しがなされた。
④ 相続税の基礎控除が4割縮小された。
⑤ 住宅ローン減税が年最大40万円に拡大された。
⑥ 祖父母から子・孫に対する教育資金贈与が1,500万円まで非課税となった。

④を除いて減税となりますが、④についても資産の再配分機能を向上させるものであり、すべてが景気をあげるための改正となります。

中小企業経営の立場から見れば、まずは交際費をいかに使うか。当然無駄に使うべきではありませんが、営業促進のための接待などはやりやすくなるでしょうし、従来会議費にすべく手間をかけていたのが必要なくなります。

また、給与増加額の一部が税額控除となるので、従業員の給料をどこまであげればいいのかを、業績もにらみつつ判断していかなければなりません。せっかく国が給料のアップを支援してくれるというのですから、有効に使いたいところです。

では、別稿で税制改正項目それぞれの説明をいたします。

投稿者:yamamura