平成25年度税制改正のポイント Ⅸ

≪所得税の最高税率の引上げ≫

累進課税である所得税率はこれまで最高で40%でしたが、新たに4,000万円超の課税所得に対して、45%の税率が設定されました。

ここで課税所得とは給与所得者であれば、年間収入から給与所得控除と社会保険料その他所得控除を差し引いたものですから、給与額(役員報酬額)としては4,500万円を超えることになります。

日本の企業でこれだけの役員報酬をもらえるのは、大企業でもそれぞれトップ数人であり、あとはスポーツ選手、芸能人、ベンチャー企業の社長、その他もろもろ。とはいえ、この変更の影響は全体から見ればかなり僅少。

それでも、5,000万円が役員報酬なら2,000万円近くの所得税と400万円強の住民税を支払わなければいけないというのは、今の若者が思うように偉くなったって意味がない、という国民全体のモチベーションダウンにつながるんじゃないかと、そんな心配をしてしまいます。

投稿者:yamamura