税務相談事例【共有分割】

Q 祖父より姉弟で相続した土地の共有分割をしたのですが、所得税の確定申告は必要ですか。
  2筆の隣接土地を共有持分1/2ずつで相続、面積で均等に分割、価額も概ね同一)

A 所得税の確定申告は必要ありません。
  今回のケースでは、2筆の土地を一度合筆して、一つの土地を1/2ずつ共有する形にしたのち、面積
  を均等に分筆して姉弟それぞれの所有にしたものです。これは以下の所得税基本通達にある共有
  地の分割に他ならず、土地の譲渡はなかったものとみなされます。

 

所得税基本通達

(共有地の分割)

33-1の6 

個人が他の者と土地を共有している場合において、その共有に係る一の土地についてその持分に応ずる現物分割があったときには、その分割による土地の譲渡はなかったものとして取り扱う。(昭56直資3-2、直所3-3追加)

(注)
1 その分割に要した費用の額は、その土地が業務の用に供されるもので当該業務に係る各種所得の
  金額の計算上必要経費に算入されたものを除き、その土地の取得費に算入する。
2 分割されたそれぞれの土地の面積の比と共有持分の割合とが異なる場合であっても、その分割後
  のそれぞれの土地の価額の比が共有持分の割合におおむね等しいときは、その分割はその共有
  持分に応ずる現物分割に該当するのであるから留意する。

 

 

投稿者:yamamura